ご挨拶 まちづくり小諸とは
浅間南麓に位置し、古くは東山道・北国街道の時代より、多くの人が行き交い歴史を積み重ねてきた小諸市。また、多くの文化人が訪れ滞在し、文化の香り漂う長野県の東の玄関口である小諸市は、宿場町~城下町~商都~観光都市と時代時代に町の顔を変えながら発展してきました。
しかし、日本全国が本格的な少子高齢化、人口減少の時代を迎え、その中にあって小諸市は、50年に一度といわれる大きな変革の時を迎えようとしています。
市役所敷地一帯での市役所・図書館・小諸厚生総合病院の併設再構築、商工会議所会館・相生郵便局の移転再構築、あいおい公園の新設と、中心市街地は大きくその様を変えようとしています。小諸市の2030年の人口予想※1は2010年と比較し7,480人減の36,500人とされており、それに対して中心市街地の再構築後、どのような「まちづくり」をしていくべきなのかという議論さえ行われていません。市役所・病院ができることにより、昼間の人口が1,000人増えるので、黙っていても活性化するだろうでは取り返しの付かない事になってしまいます。
『訪れたいまち』『住んでみたいまち』『住み続けたいまち』小諸。2030年5万人都市を目指して。
まちづくり小諸では、小諸の誇る、気候・風土・文化・教育・福祉・そしてWHO関連機関より認定されたセーフコミュニティの安全・安心なまちを生かし、住む人の利便性の確立と、生き甲斐のあるコミュニティの確立、独自の産業を興すことで、「便利な田舎」として首都圏をはじめ多くの方から、定住の地として選択していただける「まち」になると確信し「定住人口増加」をキーワードに事業を展開しています。
事業を推進するに当たっては4事業部制を採り、身の丈に合った実行可能のもの、また公的委託事業等から始め、小諸の様々な産業関係者・公的機関との意見交換・検討を図り、更なる大きな事業展開を目指します。
私たち一人一人の力は微力です。しかし、小諸を次の世代に誇りを持って残すという熱い思いを持った人たちが結集すれば何かできると信じ希望に満ちた素晴らしい未来(あす)の小諸を築くため、思いをひとつにした市民集団です。※1国立社会保障・人口問題研究所(平成25年3月)推計